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高齢者向けのアパレルメーカーの事例

事例アパレルメーカー
年商4000万円
従業員6名

高齢化が進む中で、高齢者が自信を持って着られるお洋服があまりない。」と思い、新規事業でアパレルメーカーを始めました。

立ち上げ後、初動は良かったのですがすぐに売上は頭打ちし、売上が伸びない状況が続きました。

高齢者の悩みが分からない

事業部のメンバー全員が高齢者ではないということもあり、市場にニーズがあるのはわかっているが、お客様が服にどんな悩みを持っているのか。
どういった基準で服を買っているのかが見えませんでした。

ネットで高齢者アンケートの結果を読んだり、書籍を購入して研究をしましたが、ニーズはありそうだけど、実際に買うとき何を考えて何に悩んでいるかは分からず。
とりあえず作ってみてはテストをしてを繰り返していました。

しかし、このやり方だとどうしても時間がかかります。うまくいけばいいですがダメなときはやり直しです。
リソースが限られる零細企業の新規事業としては厳しいものがありました。

高齢者の服選びに関するレポート

そんなときにネットでインサイトマジックさんのレポートを知り、かじりつくように読みました。

ご年配の方が実際にどのように洋服を買っているか。
そしてどんな服を求めているかを詳細にインタビューしたレポートだったのですが、自分が想像していなかったことがそこには書かれていました。

そもそも服選びに悩んでいるという前提すらわかっていませんでした。

そして、その後の服づくりで大事にすることになった、サイズ感やポケットの数に対する洞察は私が机に何百時間座って考え込んでも絶対に気づけなかったものでした。

このレポートとその後のご指導の結果、ヒット商品を2つ出すことができました。

あれこれ試してヒットさせたのではなく、私たちが想定しているお客様のことを考えての結果でした。
再現性があるため、来年以降の商品開発も自信を持って進められています。

また量販店やネット通販においても広告やPR文を作ることが多々あるのですが、お客様の思っていることがわかると、
「どんなコピーにすべきなのか」
「商品説明も何を重点的に書けばいいのか」
がわかったのも大きな収穫でした。

ホームページの制作を依頼するときも、明確に目指すべきホームページのデザインや構成を説明できるようになりました。

あまりここをうまく業者さんに伝えきれていなかったため、思った通りのできになっていなかったり結果が出なかったりもありましたが、お客様のポイントを抑えることで効果を出すことができるようになっています。